Bibliographic Information

秘境西域八年の潜行

西川一三著

(中公文庫)

中央公論社, 1990.10-1991.1

  • 上巻
  • 中巻
  • 下巻

Other Title

秘境 チベットを歩く

Title Transcription

ヒキョウ セイイキ ハチネン ノ センコウ

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Note

「秘境西域八年の潜行」(上巻・1967.11, 下巻・1968.2 芙蓉書房刊)と、「秘境チベットを歩く」(1968.10 芙蓉書房刊)を合わせて、編集しなおしたもの

Description and Table of Contents

Volume

上巻 ISBN 9784122017474

Description

日中戦争時、軍の密命をおびて内蒙古、青海、チベットなど西域地区に潜入した外務省一調査官の記録。祖国の敗戦の報に接した著者は、孤立無援のままラサのレボン寺でラマ僧の修行に入り、ラマ僧として青海からチベットへの未踏の秘境を辿る。死線をさ迷い、苛酷な運命に耐えた、想像を絶する体験記。

Table of Contents

  • 内蒙古篇
  • 寧夏篇
  • 甘粛・青海篇
  • 青海・蒙古篇
Volume

中巻 ISBN 9784122017634

Description

チベットの無人境を経てラサに潜入した著者は、祖国敗戦の噂が流布されるなか“ヒマラヤ越えのアルバイト”に自活の道を見出す。内陸アジアの厳しい自然と対して生きる純朴な人びととの接触を通し、人類平和の希求と人間性探求へと開眼してゆく。

Table of Contents

  • 無人境篇
  • チベット前篇
  • ヒマラヤ篇
Volume

下巻 ISBN 9784122017733

Description

青春のすべてを埋め尽くした戦争は終った。ヒマラヤ越えで痛めた傷も癒え、住み慣れたカーレンポンをあとに、ラサに向け旅立つ。本格的な仏教修行のためレボン寺に籍を置いた著者は、猛烈な語学の学習のかたわら、学問寺の組織、ラマの生態を余す所なく伝え蒙古人ラマとしての信頼を獲得、ようやく平隠な時を持つ。しかし日本人同志と秘境西康省踏査の協力を約し、再び巡礼の旅へ。そしてインド、ネパールを遍歴する。

Table of Contents

  • チベット後篇
  • 西康篇
  • インド・ネパール篇

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Details

  • NCID
    BN05776186
  • ISBN
    • 4122017475
    • 4122017637
    • 4122017734
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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