平安朝の母と子 : 貴族と庶民の家族生活史
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書誌事項
平安朝の母と子 : 貴族と庶民の家族生活史
(中公新書, 1003)
中央公論社, 1991.1
- タイトル読み
-
ヘイアンチョウ ノ ハハ ト コ : キゾク ト ショミン ノ カゾク セイカツシ
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注記
参考とさせていただいた主要著書: p215
内容説明・目次
内容説明
今日、子育てノイローゼによる子どもの悲劇、夫婦関係のひずみによる母子癒着、そのための家庭内暴力などの子どもの病理等々、子育てによる様々な問題が生じている。親子関係、子育て、子どもの生活は歴史的に変化をしてくるが、本書では「家」の成立途上にある、また女性の男性への従属・子どもの父権への従属が開始される、社会の一大転換期であった王朝時代の貴族と庶民の家族生活史に、これら今日的問題の具体的あり方を探る。
目次
- 序章 ある母子の話
- 第1章 さまざまな結婚のかたち
- 第2章 子育ての単位・家の成立
- 第3章 生命を賭した出産
- 第4章 子育てと生活
- 第5章 たくましく生きる子どもたち
「BOOKデータベース」 より