人と人影
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人と人影
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1990.2
- タイトル読み
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ヒト ト ヒトカゲ
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注記
年譜・著書目録: p388-411
内容説明・目次
内容説明
〈白雲なびく駿河台…〉自作の明治大学校歌をきいて、涙滂沱の老詩人・児玉花外の深い悲しみ。対局前、将棋を放念し無心の散策をする大山康晴名人。窓辺の風に微かな音色を奏でる、太宰治の形見の琴。人生の途上巡り合った人々の、心に残る鮮烈な記憶と忘れ難いその風貌を、温もりある自在の筆に綴る。井伏鱒二の文学の精髄を伝える36篇の珠玉の名随筆。
目次
- 人と人影(中込君の雀;嘗ての亡命客;青柳瑞穂と骨董;琴の記;堀辰雄と将棋の香車;かみなり;児玉花外(上脇進の口述);田中貢太郎先生のこと;魚金さん;おふくろ;病中雑記;書画骨董の災難;中島健蔵に;尾崎士郎の諧謔;大山名人のこと;阿部真之助さんのこと;ウバメ樫;葛原勾当;タケリンさん;源太が手紙;旅中友人の災難;博多で逢った葦平さん)
- 小品博物誌(庭前;蜜蜂塚;四十雀;去年の小鳥の巣;馬;大きな木;におい;大坂城)
- 旅と釣(釣人;三浦三崎の老釣師;庄内竿;外房の漁師;湯西川;消えたオチョロ船)
「BOOKデータベース」 より