白日夢
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白日夢
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1990.4
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ハクジツム
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注記
年譜・著書目録: p376-391
内容説明・目次
内容説明
16世紀フランス・ルネサンス研究の遥かな彼方に、優れた真のユマニストの眼は、何を見詰めていたのか。壮大、豊麗なラブレーの『ガルガンチュアとパンタグリュエル物語』を全訳し、詳細な注釈を付け、学問とは何かを生涯探求し続けた稀有の知識人の精神。厳しい内省と人間的誠実さが醸す独特のアイロニーと明晰な批評的文体の裡に、“歴史の狂気”を克服する人間の叡智への確たる信頼を静かに語る名エッセイ。
目次
- 白日夢(日露戦争の思い出;書痴愚痴;魚すき屋の幻;パリ国立図書館の幻 ほか)
- あの面影この面影(大学生の先生;アンリ・アンベルクロード先生のこと;辰野隆先生のこと;鈴木信太郎先生のこと;中村光夫氏のこと;飯島正氏のこと ほか)
- 紙魚の独語(昔のある「造反作家」の話;老眼鏡で見たロマン・ロラン;ブリューゲルとラブレーと私 ほか)
- 書塵雑録(失われし島を求めて;「胎児監理人」の話;大義名分が怠義冥分であることもある ほか)
「BOOKデータベース」 より