トナカイの社会誌 : 北緯七〇度の放牧者たち

書誌事項

トナカイの社会誌 : 北緯七〇度の放牧者たち

葛野浩昭著

河合出版, 1990.12

タイトル読み

トナカイ ノ シャカイシ : ホクイ シチジュウド ノ ホウボクシャタチ

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注記

読書案内: p273-284

内容説明・目次

内容説明

トナカイの生態とトナカイ放牧者集団の社会構造とその歴史、少年民族サミ人たちが国家という枠組みへ押し込まれることを通してどのような変容を強いられているのか、という同時代の物語。「河合カルチャーランド」の1冊。トナカイ放牧者たちの生活の全体像を初めて詳細に紹介。巻末に関連図書の読書案内付。

目次

  • プロローグ トナカイ盗みと耳印
  • 第1部 生態と知恵(トナカイの誘導と放牧地の地形;トナカイの分布と追い込み作業;成熟雄トナカイと雌の子トナカイ)
  • 第2部 生活と文化(放牧活動のプロとトナカイの識別表現;トナカイとサミ手工芸;トナカイと馴鹿)
  • 第3部 構造と歴史(人名の系譜と放牧集団の系譜;耳印の規則性と放牧社会の構造;遊牧民・サミと狩猟民・エスキモー)
  • 第4部 国家と民族(国語・フィンランド語と母語・サミ語;サンタクロースとサミ民族;北極圏の開発とサミ民族)
  • エピローグ チェルノブイリとトナカイ文化

「BOOKデータベース」 より

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