果報は練って待て : 明日を切り拓く逆転ことわざ100
著者
書誌事項
果報は練って待て : 明日を切り拓く逆転ことわざ100
(新潮文庫, む-4-6)
新潮社, 1991.2
- タイトル読み
-
カホウ ワ ネッテ マテ : アス オ キリヒラク ギャクテン コトワザ 100
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内容説明・目次
内容説明
「ゴマすりあうも他生の緑」「ならぬ勘忍、するが愚人」「のどもとすぎたら熱さを忘れよ」「果報は練って待て」。新たな時代は新たなことわざを要求する。封建社会での消極的保身のために生れたことわざを、現代のビジネスの現場で役に立つ実戦的なものに転換すると、どうなるか?著者はこの破天荒の試みに挑戦して、見事成功させた。面白くてためになることわざパロディ100と、その効能書。
目次
- 逢うは別れの始め—別れあっての逢瀬
- 悪妻は百年の不作—賢妻は毎日の不服
- 悪事、千里を走る—善事、万里を駆ける
- 悪銭、身につかず—悪銭、身をけがす
- 悪に強ければ、善にも強し—悪に弱ければ、善にも弱し
- 明日の百より、今日の五十—今日の五十より、明日の百
- あちら立てれば、こちら立たず—良い知恵出さねば、どちらも立たず
- 後は野となれ、山となれ—後は実となれ、花となれ
- 石橋を叩いて渡る—石橋を叩きすぎて渡れず
- 衣食足って、礼節を知る—衣食足って、人間らしさを知る
- 急がば回れ—緩急、自ら時あり〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より