正倉院の謎 : 激動の歴史に揺れた宝物

書誌事項

正倉院の謎 : 激動の歴史に揺れた宝物

由水常雄著

(中公文庫)

中央公論社, 1987.10

タイトル別名

正倉院の謎 : 激動の歴史に揺れた宝物

タイトル読み

ショウソウイン ノ ナゾ : ゲキドウ ノ レキシ ニ ユレタ タカラモノ

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内容説明・目次

内容説明

正倉院の宝物は聖武帝遺愛の宝物を光明皇后が東大寺大仏に、帝の極楽往生を祈願して奉納したものであり、8世紀以来今日まで勅封によって守られてきたと信じられてきた。その正倉院の宝物の数が、年を追うごとに増大したのはなぜか。宝物の来歴を徹底的に調査することによって、従来の正倉院観の定説を覆した異色の正倉院論。日本史における正倉院の真の意味を問い、根本的な再考をうながす問題作。

目次

  • プロローグ 正倉院前夜
  • 第1章 『東大寺献物帳』の問題点
  • 第2章 宝剣と宝冠の謎
  • 第3章 勅封の問題
  • 第4章 歴代権力者たちの開封
  • 第5章 正倉院に泥棒が入る
  • 第6章 戸籍のない宝物
  • 第7章 明治5年の開封と消え去った宝物
  • エピローグ 正倉院とは何か

「BOOKデータベース」 より

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