菊慈童
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菊慈童
(新潮文庫, え-2-15)
新潮社, 1987.4
- タイトル読み
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キクジドウ
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菊慈童
1987
限定公開 -
菊慈童
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内容説明・目次
内容説明
人が老いて生きるとは何なのだろうか。養女夫婦に家を追い出され、若い男に情愛を傾け死んでいった84歳の田之内せき。菊水を飲み、八百年美童の姿を保ったという「菊慈童」を80歳を過ぎた今、最後の力で演じようとしている能役者桜内遊仙。70半ばの女流作家香月滋乃の眼に映る様々な“老い”の姿を通して、老年の内部に潜む妖しい妄執を描き、芸術と官能の深奥を探る。
「BOOKデータベース」 より