ここ過ぎて : 白秋と三人の妻
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ここ過ぎて : 白秋と三人の妻
(新潮文庫, 3800,
新潮社, 1987.3
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ココ スギテ
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注記
参考文献: 下巻p311-313
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101144214
内容説明
俊子、章子、菊子—天才詩人として一世を風靡した北原白秋は、生涯に3人の妻を持った。美貌の人妻俊子との恋は一大スキャンダルとなり、二人は姦通罪に問われて入獄する。出獄後、二人は正式に結ばれるが、結婚生活は1年余りしか続かなかった。2番目の妻章子は、どん底時代の白秋と5年の歳月を共有し、白秋に「雀の卵」などの名作を生ませたが、破局は突然に訪れる…。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101144221
内容説明
ようやく生活が安定するかに見えた矢先、章子が若い記者とともに姿を消すという悪夢のような事件がおこり、二人の仲は断たれる。白秋は間もなく三番目の妻菊子と結婚し幸福な家庭を築くが、離別した章子は落ちつく家もなく各地を転々としたあげく、生家にもどって狂死する…。烈しく燃えた女流詩人章子の生涯を中心に、白秋と3人の女たちの波瀾に満ちた愛の軌跡をたどる。
「BOOKデータベース」 より