志賀重昂・人と足跡
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志賀重昂・人と足跡
現代フォルム, 1991.2
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シガ シゲタカ ヒト ト ソクセキ
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発売: 新宿書房
志賀重昂矧川漁長略年譜,参考・引用文献: 巻末
Description and Table of Contents
Description
大正末期、第三次世界旅行に赴き、ペルシャ湾こそ世界の川中島、世界の関ケ原であると喝破し、日本は、石油資源の永久確保が緊急の要務である、油断は国断に繋がると力説した一人の男こそ、志賀重昂その人である。彼は、若くして論壇にデビューし、陸羯南らとともに「政教社」を結成、機関誌『日本人』で大いにきを吐いた。そんな中で明治期の大ベストセラーが生まれた。『日本風景論』である。この出版によって彼の名声は、日本中に知れ渡ったのである。本書では、志賀重昂の生い立ちから最期、そしてその間の活躍を資料と取材記事、そして、貴重な写真を収録しながら、彼の人物像を浮き彫りにする。
Table of Contents
- 第1章 志賀重昂—人と歴史(幼少年期;青年期;壮年期;晩年期)
- 第2章 重昂の思想と業績(『南洋時事』処女出版;雑誌『日本人』で健筆ふるう;重昂と蘇峰;海外領土への関心;重昂とカラフト・間宮林蔵;石油をめぐる一大先見の明 ほか)
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