異端の俳諧師芭蕉の芸境

書誌事項

異端の俳諧師芭蕉の芸境

富山奏著

(研究叢書, 97)

和泉書院, 1991.2

タイトル別名

異端の俳諧師芭蕉の藝境

芭蕉の藝境 : 異端の俳諧師

タイトル読み

イタン ノ ハイカイシ バショウ ノ ゲイキョウ

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内容説明・目次

目次

  • 第1章 芭蕉晩年の「軽み」の芸境(元禄7年の芭蕉の芸境;蕉風俳諧に於ける「軽み」;蕉風俳諧の異端性;一つの最も芭蕉的なるもの;風雅の魔心;芭蕉に於ける中世の継承と断絶;芭蕉最晩年の「軽み」と「興」;芭蕉の高悟の心の具体像;「かるみ」;芭蕉の「軽み」唱道の実態;「八九間雨柳」の歌仙の連衆)
  • 第2章 『おくのほそ道』の芸境(「ことし元禄二とせにや」考;芭蕉の発句「草の戸も住替る代ぞひなの家」考;構成された旅立の心象風景;「住替る代ぞ」と「行秋ぞ」と;那須野に於ける「小姫かさね」の構成;「呉天に白髪の恨を重ぬ」考;『おくのほそ道』に於ける日付の機能;「途中〓」;『おくのほそ道』の呉歌;『嵯峨日記』の位置)
  • 第3章 蕉風連句の特性と研究上の問題点(蕉風連句に於ける意味のゆれ;芭蕉連句研究史の問題点)
  • 第4章 芭蕉の文体と作品構成(芭蕉に於ける「けらし」の用例と其の意味;助詞「に」と切字;芭蕉の発句と前書との機構)

「BOOKデータベース」 より

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