ぼんち
著者
書誌事項
ぼんち
(新潮文庫, 草-104-B)
新潮社, 1974
改版
- タイトル読み
-
ボンチ
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内容説明・目次
内容説明
放蕩を重ねても、帳尻の合った遊び方をするのが大阪の“ぼんち”。古い暖簾を誇る足袋問屋の一人息子喜久治は「ぼんぼんになったらあかん、ぼんちになりや。男に騙されても女に騙されてはあかん」という死際の父の言葉を金科玉条として生きようと決意する。喜久治の人生修業を中心に、彼を巡る五人の女達、船場商家の厳しい家族制度、特殊な風習を執拗なまでの情熱をこめて描く長編。
「BOOKデータベース」 より