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異貌の科学者

小山慶太著

(丸善ライブラリー, 005)

丸善, 1991.4

タイトル読み

イボウ ノ カガクシャ

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内容説明・目次

内容説明

科学史上に燦然と異彩を放つ四人の天才、ひたすら自己の好奇心を満たすためだけに研究に没頭し、その偉大な成果を発表することなく亡くなったキャヴェンディッシュ、19世紀末から20世紀初頭に吹きあれた“科学革命”の嵐の中で一人自分の信ずる世界を守り抜いたケルヴィン卿、生涯に三つの奇想天外な予言を行った天才ディラック、恐竜絶滅の謎にいどんだ物理学者アルヴァレズ、これらの人々のまさに異貌の生涯を紹介する。

目次

  • 1 ヘンリー・キャヴェンディッシュ—1世紀後に発掘された先駆的な業績(沈黙の科学者;大富豪になった科学者;王立協会とキャヴェンディッシュ;遺された未発表論文の山;歴史を先取りしたキャヴェンディッシュの電気学研究 ほか)
  • 2 ケルヴィン卿〈ウィリアム・トムソン〉—古典物理学の殉教者(古典物理学を襲った“黒船”;グラスゴー大学の若き教授;ケルヴィンの熱力学研究;地球の年齢;放射能の発見;ケルヴィンの執念;光エーテルと地球の運動;古典物理学の残照の中で ほか)
  • 3 ポール・A.M ディラック—孤高の理論物理学者(ケンブリッジの異才ディラック;ディラックの三つの予言;アクロバティックな理論;巨大な“怪物”粒子;物理法則と物理定数;無数の宇宙と我々の宇宙 ほか)
  • 4 ルイス・W.アルヴァレズ—恐竜絶滅のミステリーに挑んだノーベル賞物理学者(物理学者アルヴァレズ;ビールの泡と素粒子;ピラミッドの秘密の部屋;恐竜を襲った巨大隕石;未知の天体を求めて;知的生物に進化した恐竜;進化の選択肢 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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