読書人の没落 : 世紀末から第三帝国までのドイツ知識人

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読書人の没落 : 世紀末から第三帝国までのドイツ知識人

F・K・リンガー [著] ; 西村稔訳

名古屋大学出版会, 1991.5

タイトル別名

The decline of the German mandarins : the German academic community, 1890-1933

Die Gelehrten : der Niedergang der deutschen Mandarine, 1890-1933

タイトル読み

ドクショジン ノ ボツラク : セイキマツ カラ ダイサン テイコク マデ ノ ドイツ チシキジン

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注記

"The decline of the German mandarins : the German academic community, 1890-1933" (Harvard Univ. Press, c1969)からの抄訳に後年の修正を加えたもの

著者による1988年の序文あり

訳者が参照したドイツ語版: Die Gelehrten : der Niedergang der deutschen Mandarine, 1890-1933 (Klett-Cotta, c1983)

文献目録: 巻末p7-26

内容説明・目次

内容説明

機械と大衆の登場によって文化的危機にみまわれた世紀末ドイツの学者=読書人層は、一方で新しい人文社会科学を創り出すとともに、他方極度の混乱と対立を経てナチズムにからめとられていく。本書は学者達を襲ったこの危機の過程を学問とメンタリティに分け入って跡づける。

目次

  • 序説 読書人の類型
  • 第1章 読書人の社会史
  • 第2章 懐旧の読書人階層
  • 第3章 政治論と社会理論1890—1918年
  • 第4章 政治的対立の絶頂1918年—1933年
  • 第5章 文化的危機の起源1890—1920年
  • 第6章 学問の復活から危機へ1890年—1920年
  • 第7章 学問の危機の頂点1920年—1933年
  • 結章 伝統の終焉

「BOOKデータベース」 より

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