英国紳士の植民地統治 : インド高等文官への道

書誌事項

英国紳士の植民地統治 : インド高等文官への道

浜渦哲雄著

(中公新書, 1022)

中央公論社, 1991.5

タイトル読み

エイコク シンシ ノ ショクミンチ トウチ : インド コウトウ ブンカン エノ ミチ

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注記

文献: p178-184

内容説明・目次

内容説明

西欧の列強諸国が帝国主義的領土拡張を続け、その植民地経営に汲々としていた時、イギリスは、常に専門の高等教育を受けた優秀な人材を現地に派遣しつづけた。このことが、仏独蘭といった国々に比べて高水準な安定統治を可能にした最大の理由となり、植民地から撤退後の独立国同士の関係にも深く影響している。本書では、自ら植民地を所有するほどの大植民地インドを例にとり、その官僚の選抜・教育・研修の実態を探ろうとする。

目次

  • 第1章 インド帝国
  • 第2章 インド統治とICS
  • 第3章 公開試験によるICS選抜
  • 第4章 公開試験の実施とその反響
  • 第5章 インディアン・ポリティカル・サーヴィス
  • 第6章 インド以外の植民地高等文官
  • 第7章 イギリス人ICSの没落

「BOOKデータベース」 より

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