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日本文化史の研究

久米邦武著

(久米邦武歴史著作集 / 久米邦武著, 第5巻)

吉川弘文館, 1991.6

タイトル読み

ニホン ブンカシ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

歴史学者久米邦武は、古代史研究を軸に史学のあり方を論じ、古文書学の基礎を築いたが、他方、能楽の研究と復興にも情熱を傾けた。その能楽研究は、『米欧回覧実記』の著者にふさわしく、広い視野の中で進められ、芸能史研究の先駆として重要であるだけでなく、近代における日本文化史研究の成立を告げる論考として、注目すべきものである。

目次

  • 第1編 能楽の歴史的研究(能楽の起源及変遷;能楽文学研究会談話要領;脇所作の能は古き作ならず;能楽の起源に就て;猿楽の起源;物語の源流;源氏物語の作者及び其節—物語の源流続稿;源氏平家両物語と謡曲との関係;歴史を題材とせる謡曲の価値;能楽の過去と将来)
  • 第2編 能楽論(曲舞と白拍子舞;小歌と段物;謡曲の詞と謡と歌;謡曲の宗教趣味;能楽は劇歟;杜若の唐衣と透額冠;一声、サシ、クリ、論義、ワカの原義)
  • 第3編 文学論(文学とは何ぞ;仮名文と漢文;文学界月雪花の争論;文章の華実;国字改良論)

「BOOKデータベース」 より

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