ドイツ表現主義の芸術
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ドイツ表現主義の芸術
岩波書店, 1991.6
- タイトル読み
-
ドイツ ヒョウゲン シュギ ノ ゲイジュツ
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注記
土肥美夫著作目録: p244-248
内容説明・目次
内容説明
印象派の実証主義に反抗したマチスのフォーヴィスムやムンクの内面表現の影響下に誕生したドイツ表現主義。その発生の土壌となった世紀末ドイツ美術の動向を概観した後,ドレスデンやウィーンなどの表現主義各派の特色を考察し、詩、絵画から演劇、建築へと重心を移行させた第一次大戦後の変貌に言及する。本邦初の本格的表現主義論。
目次
- 激動期の芸術としての表現主義—美術を中心として
- ドイツ表現派とその時代—〈ディ・ブリュッケ〉を中心として
- ドイツ表現主義芸術のための序章
- ドイツにおける世紀末芸術—表現主義芸術運動の歴史的背景として
- ヴォリンガーと表現主義
- 表現主義の再評価について—1960年以後の研究文献から
- 表現主義とココシュカ
- ココシュカとウィーン—なぜ具象〈像〉か
- ノルデにおける前近代と近代
- 表現主義芸術運動におけるユートピア建築思想の生成
- タウトとシェーアバルト
「BOOKデータベース」 より