流動型社会の研究
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書誌事項
流動型社会の研究
(社会学叢書)
恒星社厚生閣, 1991.7
- タイトル読み
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リュウドウガタ シャカイ ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
今日の人間流動は、一方でその地理的範囲が一国を越えて国際的な規模で発生しており社会的ネットワークも地球大に拡散される傾向にある。逆に他方では流動の単位は家族を分解しつつ個人にまで極限縮小している。我が国の場合、急激な工業化が大規模な社会移動を惹起し、閉鎖的な土着型社会をドラスチックに崩壊させ拡大家族の分解を伴い顕著な産業社会=流動型社会を形成した。本書は現代日本社会の構造解明を流動型社会論に准え社会移動を基軸に生活構造を媒介として分析した社会学論集である。
目次
- 1 流動型社会の問題状況(流動型社会論;社会移動と社会構造;生活構造と生活体制;コミュニティにおける土着と流動)
- 2 流動型社会の現状分析(移動パターンと地域類型;土着型社会における漂泊と定住;炭住の人と社会—持続と変容;工業化とコミュニティの変容)
- 3 流動型社会の展望(都心と流動;大都市都心のコミュニティ;大都市コミュニティの存立可能性;社会学的ハウジング論序説)
「BOOKデータベース」 より