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芸術原論

赤瀬川原平著

(同時代ライブラリー, 78)

岩波書店, 1991.8

タイトル読み

ゲイジュツ ゲンロン

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内容説明・目次

内容説明

芸術の前衛一本道を脱け出た自分が、モグラのように、いつの間にか利休の茶室の床下に来ていた—。芸術とは論じるものではなく、おこなうものである。60年代のネオダダ、千円札模写事件から80年代の超芸術トマソンへ、そして路上観察へ。人々の美意識を挑発しつづけてきた赤瀬川原平がついに到達した「侘び寂」の境地とは。「芸術」の原点にせまる脱芸術エッセイ集。

目次

  • 1 芸術の素(考えことはじめ;波打つ偶然;本物そっくりのエネルギー;美の謎は乱数の謎;接触考)
  • 2 在来の美(在来の美;セザンヌ筆触考)
  • 3 脱芸術的考察(価値をつくる;自壊した絵画の内側;脱芸術の科学—視線をとらえる視線)
  • 4 路の感覚(アークヒルズのエントツ;『吾輩は猫である』の猫の子孫;植物的無意識の採集;「ご当地」路上観察;「正解波」とのすれ違い;威風堂々の銭湯文化)
  • 5 芸術原論(デュシャンからトマソンへ;芸術原論)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN06629121
  • ISBN
    • 4002600785
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    337p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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