哀しみの家族
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哀しみの家族
春秋社, 1991.4
- タイトル読み
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カナシミ ノ カゾク
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内容説明・目次
内容説明
ある日突然、詩を書き、翻訳を生業としていた著者が、「頭の病気」に襲われた。以来、病後の根源的治癒を願って懸命に闘う父(著者)と、その妻と三人の子らの地獄のような日々がつづいた。ショックの大きかった二男は、問題を次々と起こした。そんな矢先、妻がガンの宣告を受けた。あと一年の命数であった。同じく精神を病み、もう三十年も入院している姉をかかえて苦闘していた著者のもとに、敢然と嫁いできてくれた〈天使〉のような妻だったのに…。「節ちゃん頑張れ!」本書は、この不幸な夫婦の組合せに挫けることなく、妻(母)の最期を迎えるまでの危機を、奇蹟を祈るようにして生き抜いた〈家族〉の稀有な記録である。
「BOOKデータベース」 より