ハンコロジー事始め : 印章が語る世界史
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書誌事項
ハンコロジー事始め : 印章が語る世界史
(NHKブックス, 632)
日本放送出版協会, 1991.9
- タイトル読み
-
ハンコロジー コトハジメ : インショウ ガ カタル セカイシ
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注記
文献:p184〜187
内容説明・目次
内容説明
印章—このあまりにも日常的で小さな道具のもつ意味は何が。人類文明の起源と発展とともに、ユーラシアを西に、シルクロードを東に伝播したハンコの歴史から、人びとの営みが見えてくる。海を渡り、砂漠を越えた交易の証として、権威と権力の象徴として、限りない美意識を表現するものして、数千年の歴史をもつ印章の世界は、悠久の歴史を切り拓く。本書は、人類社会の一つの側面を捉えるユニークな文化史である。
目次
- 第1章 印章は古代の霧の中から生まれた(文明の誕生と印章;インダス文明と古代の通商ルート;ファラオの栄光と印章)
- 第2章 ヨーロッパの印章の系譜(エーゲ海文明と古代ギリシャの印章;古代ローマの印章;ヨーロッパの印章)
- 第3章 印章文化は中国で開花した(中国印章の起源;権力のシンボル;文房の具としての印章)
- 第4章 日本はどうして「ハンコ社会」になったのか(印章は中国から伝来した;花押の時代;武家政治と印章;「ハンコ社会」の成立)
「BOOKデータベース」 より