写真記録樺太棄民 : 残された韓国・朝鮮人の証言
著者
書誌事項
写真記録樺太棄民 : 残された韓国・朝鮮人の証言
ほるぷ出版, 1991.8
- タイトル別名
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写真記録 : 樺太棄民 : 残された韓国朝鮮人の証言
- タイトル読み
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シャシン キロク カラフト キミン : ノコサレタ カンコク チョウセンジン ノ ショウゲン
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注記
解説: 高木健一
関連年表: p145-148
内容説明・目次
内容説明
日本は第2次大戦前から戦争中にかけ、植民地支配をしていた朝鮮から農民たちを強制的に連行した。樺太(現サハリン)では6万人が厳しい自然環境の中で、炭鉱や軍事施設などで過酷な労働を強要された。日本の敗戦により、30万人の日本人は引揚げたが、当時残っていた4万3000人の韓国・朝鮮人たちは、その機会を与えられる事もなかった。サハリンに残された韓国・朝鮮人一世たち、韓国でその夫が帰るのを待ち続けてきた妻たち、1日も忘れる事のなかったという祖国へ永住帰国した人々—。彼らを生活の場に訪ねての撮影と歴史的な証言の収録。そして韓国・サハリン・日本で繰り広げられた半世紀ぶりの感動的な再会の記録。それらを通して、日本人が知ろうとしてこなかった日本の戦争と45年たった戦後を問う。
目次
- サハリン(強制連行・置き去りにされた人々)
- 韓国(サハリンからの永住帰国者たち;待ちわびる妻と家族たち;日本人の妻と引揚げた人々)
- 解説・資料(「サハリン残留韓国・朝鮮人問題」の歴史;戦前の樺太の状況;樺太をめぐる国際関係;関連年表)
「BOOKデータベース」 より