夢のあとで映画が始まる
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夢のあとで映画が始まる
筑摩書房, 1991.9
- タイトル読み
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ユメ ノ アト デ エイガ ガ ハジマル
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内容説明・目次
内容説明
映画を見るとは、「ことば」と「自分」を失うことだ。そこには微笑の温度が香りのように漂っている。それを伝えるためにこそ、映画の批評は書かれなければならない。気鋭の著書によるアメリカ映画を軸とする評論集。
目次
- 悪夢の中で目覚めて—アメリカ映画の現在
- 映画の中の自殺
- 映画の中の隠れ家
- 映画の中の「治癒の奇蹟」—触のドラマツルギー
- 映画の自画像、または、プロたちのファミリー賛歌
- 水面下の二人—『ブラック・ウィドー』と『恋のエチュード』
- 『リリー』、聖なる丸顔の誘惑
- 映画の光に照らし出されること—『あなたがいたら』によせて
- 『光る女』、箱の中の水
- 『ラブ・ストーリーを君に』、悲しみの中で微笑した少女
- ジョン・ヒューストンの『ザ・デッド』—映画の歌心
- 街角を歩こう!—ルビッチ、ドイッチと足並みそろえて
- 『アビス』、深渕を貫く声
- ホウ・シャオシェンの微笑
- “普通の映画”を探して—アメリカ映画1978‐1988
「BOOKデータベース」 より