江戸巷談藤岡屋ばなし

書誌事項

江戸巷談藤岡屋ばなし

鈴木棠三著

三一書房, 1991.8-1992.5

  • [正]
  • 続集

タイトル別名

藤岡屋ばなし : 江戸巷談

タイトル読み

エド コウダン フジオカヤ バナシ

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内容説明・目次

内容説明

江戸外神田の御成道で「御記録本屋」との異名をほしいままにした藤岡屋由蔵の手による編年体の記録集成。幕末=文化元年より65年間の世上の状況とその推移を記述したものである。著者身辺の出来事を綴った日録でなく、すべて公私の事件に関する文書の写し、あるいは巷談街説を聞書したもの、あるいはそれに関する瓦版などの転載からなっている。内容は、まさに天変地異から政治・経済・社会に関する諸般にわたり、細大もらさず、多岐多彩である。天災、飢饉、開帳や芝居、見世物などの興行の評判、錦絵、瓦版の出版事情、喧嘩・殺人・強盗・強姦・猟奇などの事件、物価や景気の変化、落首・落書の記録などあらゆる事柄を精確に記している。

目次

  • 今様流行御物語
  • 窮余の策大坂加番志願
  • 八丈島の流人大名
  • 金に溺れて
  • あたら若木の花を
  • 触らぬ神のたとえ
  • 頂く物を頂けばドロン
  • 強悪飯屋の死
  • 盗人の七つ道具〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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