文人たちの句境 : 漱石・竜之介から万太郎まで
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書誌事項
文人たちの句境 : 漱石・竜之介から万太郎まで
(中公新書, 1043)
中央公論社, 1991.10
- タイトル読み
-
ブンジンタチ ノ クキョウ : ソウセキ リュウノスケ カラ マンタロウ マデ
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内容説明・目次
内容説明
文人の俳句は面白い。なぜかといえば、発想が自在で、飛躍もあり、ものの核心を衝いているからである。彼らは佳句を作り、人と競おうという気負いはなく、肩肘はらず、しかし精神は集中させ、普段の息遺いで句作している。本書は、文人たちの秀句を任意にとりあげ、常住座臥、温故知新、哀傷・追懐、女人賛歌、存問のジャンルにわけて、悟達の境地に喜遊する、彼らの喜怒哀楽、おりおりの心の揺れをうけとめる、俳句的悠遊である。
目次
- 1 常住座臥
- 2 温故知新
- 3 哀傷・追懐
- 4 女人賛歌
- 5 存問
「BOOKデータベース」 より