源氏物語宮廷行事の展開

書誌事項

源氏物語宮廷行事の展開

小山利彦著

桜楓社, 1991.9

タイトル別名

源氏物語 : 宮廷行事の展開

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ キュウテイ ギョウジ ノ テンカイ

統一タイトル

源氏物語(紫式部 : KOTEN:2357)

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内容説明・目次

内容説明

王朝貴族は宮廷行事に精通することを自らの資格として、典雅華麗を極めた世界を形成していた。そんな世界の最高峰に定置する文学が源氏物語である。紫式部は宮廷行事・遊宴を描き、絢爛たる彩りを表出すると共に、究極として光源氏の聖性と比類なき栄耀を物語る。多くの祭祀資料によって写実化しつつ、ユニークな源氏論を展開する。

目次

  • 1 賀茂神の信仰—源氏物語との連関を軸として
  • 2 藤裏葉の巻にみる賀茂神の信仰
  • 3 紫上と朝顔斎院—賀茂神に関わる聖女として
  • 4 朝顔の周辺と斎院御禊のこと
  • 5 男踏歌考—中国・日本そして源氏物語における
  • 6 踏歌の波及—阿蘇神社の場合
  • 7 宮廷行事・白馬の展開—源氏物語の世界へ
  • 8 源氏物語と住吉信仰
  • 9 源氏物語などにみる節供
  • 10 源氏物語研究の展開—祭祀の庭から

「BOOKデータベース」 より

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