世界の文学のいま
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世界の文学のいま
福武書店, 1991.11
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セカイ ノ ブンガク ノ イマ
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Note
その他の著者: 江中直紀, 沼野充義, 富士川義之, 樋口大介
Description and Table of Contents
Description
ソビエトにおける亡命者文学の復権。ミニマリズムの功罪。ヨーロッパ詩人の地位と商業主義など—、世紀末の世界文学の変化を、俊英の外国文学者たちが先験的に見つめた同時代評論集。
Table of Contents
- この狂乱は大管弦楽にむいている
- おれはわかわかしくて不機嫌だ
- こんな体裁の雑誌、他にはない
- ボディ・ビルがおもしろくてたまらない
- 旅行記が変わってきた
- 古い躾につかまえられている
- 家庭が踊っている
- 読者の舌打ちなど恐くない
- エンドラーは含み笑いすら凶暴だ
- なぜいつもホークスムアの教会なのか
- 自然はみずからが欲することを行う
- フーコーはなにも知らない
- とても現代ソ連小説とは思われない
- 人間のいない世界の下絵を描く
- 放浪者なのか、伝記作者なのか
- ジャンク・フードが散らかっている
- ロラン・バルトと少年たちと
- 作家たちがこんなにもたくさん消えていった
- 伸びて行け、僕のこぶだらけの本よ
- 過去は外国である
- 普通の世界がとつぜん輝いた
- 亡命者たちが帰ってくる
- ああ、友よ、物語はまだはじまったばかりだ
- どの短編も同じじゃないか
- ポール・ド・マンは有罪か
- ファションが誘惑する
- アメリカの顔つきが変わってきた
- イギリス性を発明する
- アカシアの葉を発見しよう
- 生粋のイギリス作家が少ない
- 自主出版の便りがとどく
- ベケットが死んでしまった
- おれたちゃみんなろくでなしだ
- 私の記憶は孔だらけだ
- 「民主主義」の彼方へ行く
- このイノセンスは後味が悪い
- 編集長の面会日は火曜日だった
- アフロ・アメリカンたちが浮上する
- 小説には取材が必要か
- おれは厚かましかったか
- 座談会 移住者の文学
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