僕にとっての同時代文学
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書誌事項
僕にとっての同時代文学
筑摩書房, 1991.11
- タイトル読み
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ボク ニ トッテ ノ ドウジダイ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
立原道造、田宮虎彦、杉浦明平…。文学をともに生きてきた仲間たち。その作品の今日的意義を語る。
目次
- 僕の中の立原道造—その詩と存在とのはざまで
- 甦った僕の敗戦前後—戦後40年の軽井沢で
- 生きつづけた明治の女学生—野上弥生子の「森」と田宮虎彦の「笛・はだしの女」
- 戦後文学見直しのための一視点—田宮虎彦の歴史小説から
- うしろ側から見た戦後文学の転換期—もう一度田宮虎彦、そして武林無想庵のこと
- 僕の中の啄木像—「怖ろしい自意識の深味」“I am young.”、そして「ホールの人間」を求めて
- 僕にとっての江戸文学、その今むかし—西鶴との出逢いから野間宏の「四谷怪談」まで
- 「南方」との再会、その二つの場合—木下順二「夏・南方のローマンス」と小島輝正「黒い河」
- 戦後の文学の異色あれこれ—富士正晴と竹内好、そのほか
- 「文学」とその「研究」とのはざまで—勝本清一郎と柳田泉、そして伊藤整・高見順など
- わが同時代文学史の原点—「ぐうたら人種」の生い立ちとその役割
「BOOKデータベース」 より