セカンド・クリエイション : 素粒子物理学を創った人々
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書誌事項
セカンド・クリエイション : 素粒子物理学を創った人々
早川書房, 1991.12
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The second creation : makers of the revolution in twentieth-century physics
- タイトル読み
-
セカンド クリエイション : ソリュウシ ブツリガク オ ツクッタ ヒトビト
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784152035011
内容説明
レントゲンによるX線の発見から始まった素粒子物理学は、やがて不確定性原理や量子力学といった目覚ましい成果を産み出し、それまでの宇宙観を根底から覆した。本書『セカンド・クリエイション』は、19世紀末から現在に至るまでの素粒子物理学の輝かしい足跡を、多くの資料とインタビューをもとに描きつくした画期的な著作である。物理学史を彩る天才たち—アインシュタイン、ハイゼンベルグ、ボーア、ファインマン、ワインバーグ、ゲルマン、ホーキングらは、いかにして革命的な理論を編み出し、それを検証していったか?彼らの業績は、われわれの自然観をどう変えたのか?また、ノーベル賞をめぐる熾烈な競争のなかで、有名無名の科学者たちは何を考え、どう行動してきたのか?19世紀末から現在にいたるまでの物理学の進歩を一望のもとに収め、さまざまな科学者たちの人間像に光を当てた大著、待望の翻訳。
目次
- 1 波と粒子(くり返す始めと終わり;ボーアの登場;ハイゼンベルクら若手の台頭;不確定性の勝利)
- 2 粒子と場(ディラックと量子場の登場;無限大;シフト;ヒドラ退治;奇妙な間奏曲—宇宙からの来訪者)
- 3 弱い力(対称性;弱い力)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784152035028
内容説明
第2次大戦後、素粒子物理学は沈滞の時期を迎えた。相対性理論、不確定性原理などが産み出された輝かしい時代は過ぎ去り、物理学は出口のない袋小路に入りこんでしまったように見えた。そうした状況を打開すべく、ファインマン,ワインバーグ,ゲルマン,グラショウら新世代の物理学者たちは、電磁気力・弱い力・強い力の3つを統合する統一理論の探究に乗り出していく。やがて、クォークや中性カレントの発見、電弱統一理論の完成などによって、宇宙を構成する素粒子の謎は徐々に解き明かされていった。そしてついに、彼らの作り上げた素粒子物理学の標準理論が、巨大な粒子加速器を用いた実験によって立証される日が来た—。自然界最大の謎に挑んだ理論物理学者たちの探究の軌跡と、その理論を立証しようとする実験家たちの長年にわたる苦闘とを、豊富なエピソードをまじえながら描いた20世紀物理学史の決定版。
目次
- 3 弱い力(統一への歩み;破れた対称性)
- 4 強い力(8道説;王様とクォーク)
- 5 大いなる統合(ヒドラ退治;くるくる変わった中性カレントの発見;チャームとパリティ)
- 6 統一(時間のはじまり;物理学の終焉)
「BOOKデータベース」 より