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神々の精神史

小松和彦著

(福武文庫)

福武書店, 1992.1

タイトル読み

カミガミ ノ セイシンシ

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内容説明・目次

内容説明

〈カミ〉を語ること—それは日本人の精神の歴史を語ることである。神話・伝説・昔話の構造分析を手がかりに日本文化の深層を明らかにし、柳田・折口以後の民俗学に鋭く問い直しを迫る記念碑的著作。

目次

  • 序 神々の棲む村
  • 1 民話的想像力について(民話的想像力とその背景—『江刺郡昔話』の世界を探る;神霊の変装と人間の変装—昔話の構造論的素描;怪物退治と異類婚姻—『御伽草子』の構造分析;最後に笑う者—「物くさ太郎」にみる笑いとユーモア)
  • 2 民族の思想について(根元神としての翁—猿楽の翁と稲荷の翁を中心に;世捨て山中他界—山岳空間の認識論的構造;海上他界の思想—「うつぼ舟」を中心に;屍愛譚をめぐって—伊弉諾・伊弉冉二神の冥界譚を中心に;国占めと国譲りをめぐって—日本神話における占有儀礼)
  • 3 筑土鈴寛の世界(筑土鈴寛の民俗学—異端のフォークロア;日本的記述の方法—筑土鈴寛論拾遺;筑土鈴寛と超世の霊童—筑土鈴寛論補遺)

「BOOKデータベース」 より

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