子どもたちの大英帝国 : 世紀末、フーリガン登場

書誌事項

子どもたちの大英帝国 : 世紀末、フーリガン登場

井野瀬久美惠著

(中公新書, 1057)

中央公論社, 1992.1

タイトル別名

子どもたちの大英帝国 : 世紀末フーリガン登場

タイトル読み

コドモ タチ ノ ダイエイ テイコク : セイキマツ、フーリガン トウジョウ

注記

主な参考文献: p251-254

内容説明・目次

内容説明

19世紀末、ロンドンにフーリガンと呼ばれる不良集団が現れた。首にネッカチーフをまき、ラッパズボンにピカピカのブーツをはいて集団暴力を振う少年たち。彼らの名が現在にいたるまで、イギリス社会の規範に激しく抵抗する若者を象徴する言葉として深く根を下ろしていったのはなぜか。彼らをとりまく労働者階級の家庭、学校教育、娯楽、労働、ボーイ・スカウトに代表される少年運動などを通して衰退期を迎えた大英帝国に接近する。

目次

  • 1 フーリガン登場
  • 2 ミュージック・ホールへいく子どもたち
  • 3 豊かな社会の子どもたち
  • 4 フーリガン現象のイギリス流解釈
  • 5 学校へいく子どもたち
  • 6 ベイデン‐パウエルのボーイ・スカウト運動
  • 7 少女フーリガン
  • むすびにかえて—フーリガンの行方

「BOOKデータベース」 より

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