民権の獅子 : 兆民をめぐる男たちの生と死
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民権の獅子 : 兆民をめぐる男たちの生と死
叢文社, 1991.12
- タイトル読み
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ミンケン ノ シシ : チョウミン オ メグル オトコタチ ノ セイ ト シ
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内容説明・目次
内容説明
民権の拡大を目ざして「無償の戦い」に生命を燃やした「表街道」と「裏街道」の獅子たちの凄絶。
目次
- 1 明治史におけるスフィンクスの謎—大久保利通と中江兆民との出会い
- 2 維新政府がビスマルクから受け継いだもの—アジアの悲劇がこうして生れた
- 3 佐賀江藤裁判の謎—大久保利通との一問一答
- 4 まるで夜盗そっくりの台湾征伐—江藤が生きてたらタダではすまん
- 5 日本ついにルビコン河を渡る—賽は投げられた、江華湾頭一発の砲声(明治8年9月21日)
- 6 抹消された元禄の革命家安藤昌益—自由民権思想のもう一つの源流
- 7 末期癌を背負い六法踏んで花道を駈け抜けた男—兆民の絶筆『一年有半』の壮絶
- 8 鬼哭啾々「大逆事件」の奇々怪々—義人幸徳秋水と侠骨三宅雪嶺との友情
- 9 植木民権学校の生徒宮崎八郎と弟滔天—兆民抄訳『民約論』を抱いて萩原堤に闘死
- 10 顔のない革命家岡本柳之助の八方破れ—竹橋近衛砲兵叛乱から閔妃暗殺事件まで
- 11 ダイナマイトを抱いた国事犯事件—加波山事件から大阪事件まで
- 12 天下一人をもって興る—最後の会津武士永岡久茂、怒涛の生涯
- 13 無欲道の行者頭山満—虫も殺さん、人も殺さん菩薩のような男
「BOOKデータベース」 より