白鳥の歌 ; 貝の音
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白鳥の歌 ; 貝の音
(講談社文芸文庫)
講談社, 1992.2
- タイトル読み
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ハクチョウ ノ ウタ ; カイ ノ ネ
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注記
作家案内: p227-241
著書目録 井伏鱒二: p242-252
内容説明・目次
内容説明
女形の旅役者の悲哀をチェーホフの同名の戯曲の哀愁に重ね、二日酔の“私”の気分を巧みに描く「白鳥の歌」。近視の武士の苦衷を、武張った信玄、謙信の姿とともに描く哀しくもおかしい「貝の音」。「下足番」「開墾村の与作」等。殉死の弊風、封建の桎梏、人間の嗜好・執着、浮世の儚さ—。人の世の悲喜劇への常に変らぬ確かな眼差と限りない愛情が醸す、井伏鱒二の豊穣の世界。
「BOOKデータベース」 より