蔵書票の魅力 : 本を愛する人のために
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蔵書票の魅力 : 本を愛する人のために
(丸善ライブラリー, 040)
丸善, 1992.2
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ゾウショヒョウ ノ ミリョク : ホン オ アイスル ヒト ノ タメ ニ
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Note
参考文献: p223-225
Description and Table of Contents
Description
蔵書印を使う習慣のない西欧では、自分の名前を入れた美術小版画を作り、本の見返しに貼って蔵書であることを証した。この美術紙片を蔵書票という。日本では明治期に移入して以来100年、今まさに蔵書票の黄金期を迎えている。とりわけ浮世絵の伝統をもつ多色摺りの日本の書票は、技法とともに世界的に愛好されている。本書は、本を愛するすべての人のために、文化史的な側面からその魅力を探り、書票文化のあり方を問うものである。
Table of Contents
- 1 蔵書票の思潮(書物と蔵書印;蔵書票というもの;西洋の蔵書票について;日本の近代版画とその前夜;近代文芸運動「パンの会」;「創作版画」のあけぼの;現代蔵書票の羽ばたき;日本の蔵書票の特徴;世界の書票界と国際化)
- 2 蔵書票の楽しみ(「蔵書票の心」とは;創作篆刻の蔵書票;友情の鶏卵紙蔵書票;ハインリヒ・フォゲラーの蔵書票;蛇の絵柄の蔵書票;切手蒐集家三井高陽の蔵書票;印刷蔵書票と切手鑑賞法;世紀末の在日英国人の蔵書票;日本の現代蔵書票第1号;旧帝国大学の蔵書票;内田魯庵と蔵書票;蔵書票の制作技法について;書籍と蔵書票の貼付;児童・子供用の蔵書票について;蔵書票の交換について;蔵書票の蒐集のために)
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