束の間の幻影 : 銅版画家駒井哲郎の生涯
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束の間の幻影 : 銅版画家駒井哲郎の生涯
新潮社, 1991.11
- タイトル読み
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ツカノマ ノ ゲンエイ : ドウハンガカ コマイ テツロウ ノ ショウガイ
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内容説明・目次
内容説明
敗戦まもない混迷の時代に突如現われた鬼才駒井哲郎・日本画壇に於ける新分野、“銅版画”に自らの芸術的衝動を構築したいと願った青年は、孤独な作業に懊悩し煩悶しつつ未踏の世界を築きあげて、逝った。銅版画家の複雑な人柄と作品を愛し、親しくつきあった詩人が、R夫人への日記体書簡等未公開の資料を駆使し、綿密な考証と批評を以て探るその精神の惨劇。
目次
- 序章 ノートル・ダム・デ・シャン教会
- 第1章 銅版画との出会い
- 第2章 西田武雄
- 第3章 銅版画への出発
- 第4章 孤独な鳥
- 第5章 束の間の幻影
- 第6章 夢の崩壊
- 第7章 パリ・長谷川潔
- 第8章 夢の傷痕
- 第9章 放浪の終焉
- 第10章 事故のあとさき
- 第11章 多摩美大・東京芸大
- 第12章 舌癌
- 第13章 死
「BOOKデータベース」 より