書誌事項

1923 溝口健二『血と霊』

佐相勉著

(リュミエール叢書, 11)

筑摩書房, 1991.12

タイトル読み

1923 ミゾグチ ケンジ 『チ ト レイ』

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内容説明・目次

内容説明

溝口健二がデビューした関東大震災の年に撮った『血と霊』—それはどんな映画だったのか?日本における表現主義受容の歴史と、革新の波にあらわれる当時の映画状況の両面から、失われた映画に肉迫する。

目次

  • 第1章 監督・溝口健二の誕生(日活向島の「新派劇」;「映画劇」という「新しい波」;「映画劇」の挫折と「新しい新派」の登場;『京屋襟店』;監督1年生・溝口健二の10作品)
  • 第2章 表現主義の受容(『カリガリ博士』の衝撃;実践—舞踊・演劇・戯曲;実践—映画)
  • 第3章 『血と霊』(封切まで;原作から映画へ;表現主義映画としての『血と霊』;怪奇犯罪譚としての『血と霊』)
  • 第4章 『血と霊』以後(震災の影;表現主義から社会主義へ;溝口健二のその後)

「BOOKデータベース」 より

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