夢の浮橋 : 「源氏物語」の詩学
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書誌事項
夢の浮橋 : 「源氏物語」の詩学
中央公論社, 1992.2
- タイトル別名
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The bridge of dreams : a poetics of 'The Tale of Genji'
The bridge of dreams : a poetics of "The Tale of Genji"
- タイトル読み
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ユメ ノ ウキハシ : ゲンジ モノガタリ ノ シガク
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注記
文献:p355-376
内容説明・目次
内容説明
緊密な相関関係を保ちつつ生成増殖する物語群—『源氏物語』のダイナミックな構造を、平安文学研究の伝統と欧米の文学理論をふまえつつ緻密で斬新な読みによって鮮やかに解き明かす。
目次
- 1 権力の美学(王権と侵犯;流離の詩学;花咲く運命)
- 2 秘められた花(恋愛、結婚、〈ロマンス〉—若紫;物語の形態、対位法、社会的周縁—帚木系の巻;歴史、神話、女性の文学—明石の君;擬似近親相姦—玉鬘十帖)
- 3 抒情的悲劇(一夫多妻の三角形;抒情と哀傷;類似的関係—落魄の姫君たち;反復と差異—浮舟)
- 4 精神的探究と求道(宿世—源氏;心の闇—八の宮、薫、浮舟)
- 付録 (『源氏物語』の主要登場人物;『源氏物語』の作者およびテクストについての覚書き)
「BOOKデータベース」 より