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政治という虚構 : ハイデガー、 芸術そして政治

フィリップ・ラクー-ラバルト [著] ; 浅利誠, 大谷尚文訳

藤原書店, 1992.4

タイトル別名

La fiction du politique : Heidegger, l'art et la politique

ハイデガー芸術そして政治

タイトル読み

セイジ トイウ キョコウ : ハイデガー ゲイジュツ ソシテ セイジ 、

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内容説明・目次

内容説明

本書は、ハイデガーの思惟にたいする限りない称賛と、ナチ加担そして「アウシュヴィッツ」に対する一貫した沈黙、ハイデガーの思惟が惹起し、正当化するものに対する限りない不信、このきわどい矛盾のなかに身を置く著者の、優れて脱構築的な試みであり、今日における「哲学すること」の不可能性のなかで、「ハイデガー以後」に我々に与えられた思惟の急務を呈示している。

目次

  • 第1章 哲学
  • 第2章 ハイデガー
  • 第3章 1933年
  • 第4章 罪
  • 第5章 句切り
  • 第6章 ドイツの歌
  • 第7章 国家‐唯美主義
  • 第8章 模倣論
  • 第9章 神話
  • 第10章 1000年の時
  • 補遺 ヴィクトル・ファリアスの書『ハイデガーとナチズム』について
  • 付録(伝記という虚構;ラクー・ラバルト、自らを語る;ラクー・ラバルト、「ハイデガー問題」を語る)

「BOOKデータベース」 より

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