カール・シュミット : 魔性の政治学

書誌事項

カール・シュミット : 魔性の政治学

田中浩著

未來社, 1992.4

タイトル読み

カール・シュミット : マショウ ノ セイジガク

注記

文献: p249-254

内容説明・目次

内容説明

世界的な政治学者・公法学者であり、ナチのイデオローグでもあったカール・シュミットの主要著作を分析しつつ、その思想の射程と問題点を鋭く批判的に分析し論究した、シュミット政治学解体の書。

目次

  • 第1章 シュミット—全体国家論の思想構造
  • 第2章 大統領の独裁とヴァイマル共和国の崩壊—憲法第48条第2項(緊急命令権・非常権限)をめぐる
  • 第3章 「独裁」と「自由」—「委任独裁」と「主権独裁」
  • 第4章 「神話」と「独裁」の政治理論—例外状態を前面に立てた「独裁」の正当化
  • 第5章 政治の本質—保守主義の「敵・味方」論
  • 補論(ホッブズとシュミット—政治思想における「イギリス」と「ドイツ」;全体主義)

「BOOKデータベース」 より

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