フィガロの誕生 : モーツァルトとフランス革命
著者
書誌事項
フィガロの誕生 : モーツァルトとフランス革命
音楽之友社, 1992.3
- タイトル別名
-
Autonomie und Gnade : űber Mozarts Opern
- タイトル読み
-
フィガロ ノ タンジョウ : モーツァルト ト フランス カクメイ
大学図書館所蔵 全76件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
原著改訂第3版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
オルフェオの昔からオペラ・セリアの主題であった神や絶対君主の〈恩寵〉は時代とともに効力を失い、代って〈自律〉が登場した。本書は、1780年『イドメネオ』によってはじめて誕生した〈自律〉が、『フィガロ』において幸福な頂点を迎えるが、その後《魔笛》ではすでに全体主義的支配への傾向を見せ、ついに1810年H.v.クライストの『公子ホンブルク』において崩壊して、遠くナチズムの予感をも響かせるようになるまでを描く〈フランス革命前後30年間の精神史〉である。
目次
- 自律と恩寵—モーツァルトのオペラについて(専制的支配者の没落;臣民のいない国;音の社会)
- パミーナの第三の死—またはハッピーエンド(救いをもたらす3人の女性;自由への間道;「わたしはあなたの鎖を解きます」)
- 息子と父—クライストの最後の作品について(共同体の再構築;伝統の欺瞞;恐れとおののき。ひとつの後書)
「BOOKデータベース」 より