童話の宮沢賢治 : 太母、子供ハ人間ノ父

書誌事項

童話の宮沢賢治 : 太母、子供ハ人間ノ父

中村文昭著

洋々社, 1992.3

タイトル読み

ドウワ ノ ミヤザワ ケンジ : タイボ コドモ ワ ニンゲン ノ チチ

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内容説明・目次

内容説明

自然の幻想的表現である異界、他界、迷宮—。子供たちをとりかこむこれら母性的な空間は、賢治童話における象徴としての母である。母性としての自然と、父性としての精神の真の姿を求める子供を通して、賢治文学の現代的な復活を探る意欲的論考。

目次

  • 序論(伝記の中から;諸特色の中から)
  • セロ弾きのゴーシュ—黒い音楽
  • 銀河鉄道の夜—陰画としてのザネリと鳥捕り
  • よだかの星—本質的な無垢
  • ガドルフの百合—夜の経験と白百合
  • やまなし—父と息子と不在の母
  • 貝の火—ホモイ外伝のための序
  • 土神ときつね—エロスに染まる無垢の悲劇
  • 風の又三郎—摩訶不思議・子供の領分へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07680055
  • ISBN
    • 4896742095
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    269p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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