書誌事項

キェルケゴールと日本の仏教・哲学

大谷長, 大屋憲一編

東方出版, 1992.5

タイトル読み

キェルケゴール ト ニホン ノ ブッキョウ・テツガク

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内容説明・目次

内容説明

明治30年、キェルケゴールが初めて日本に紹介され、大正期以降、今日まで主体的に自己の問題として彼の思想は取り上げられてきた。その足跡を踏まえ、日本の思想とキェルケゴールとの対話を試みる。

目次

  • 1 キェルケゴールと日本の仏教(キェルケゴールと法然—宗教的人間観の形成;キェルケゴールと親鸞における絶対他者啓示信仰の普遍性;「同時性」と「自然」—キェルケゴールと親鸞;自己生成の論理—親鸞とキェルケゴール;キェルケゴールと禅の教え—宗教の新しい可能性を求めて;キェルケゴールと鈴木禅学—2つの「非」)
  • 2 キェルケゴールと日本の哲学(西田幾多郎の著作に現われたキェルケゴール;西田哲学とキェルケゴール—「行為的直観」の問題をめぐって;田辺元の「懴悔道としての哲学」とキェルケゴールの実存思想;三木清とキェルケゴール;キェルケゴールと三土興三—和辻哲郎とのかかわりを基軸に;キェルケゴールと滝沢克己;日本に於けるキェルケゴール受容史)
  • 3 翻訳その他(キェルケゴールは仏教と対比し得るか;永遠の孤独—キェルケゴールと禅における芸術と宗教;マハヤナ・クリスチアニティ)

「BOOKデータベース」 より

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