まぼろしの古代尺 : 高麗尺はなかった

書誌事項

まぼろしの古代尺 : 高麗尺はなかった

新井宏著

吉川弘文館, 1992.6

タイトル別名

まぼろしの古代尺 : 高麗尺はなかった

タイトル読み

マボロシ ノ コダイジャク : コマジャク ワ ナカッタ

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注記

引用文献: p226-231

内容説明・目次

内容説明

いかなる時代においても、建築や物の製造にはその時代の尺度=物差があった。古墳や寺院・宮都などはどのような物差で設計されたのだろうか。物理学専攻の著者は、コンピューターを駆使して膨大な資料を解析し、「古韓尺=0.268m」を発見、定説「高麗尺」の存在を否定する。本書は、斯界に大きな衝撃を与え、考古学・古代史に新たな共有財産を提供する。

目次

  • プロローグ 風化した尺度論
  • 古代尺の名称
  • 基準尺の導出方法
  • 計測値収集の方針
  • 朝鮮半島の事例解析
  • 日本の事例解析
  • 古韓尺の出現
  • 高麗尺への疑問
  • 古韓尺の遡及範囲など
  • 都城坊里・条里制との関係
  • 古代寺院についての古韓尺の検証
  • 古代寺院の組物と古韓尺の検証
  • 古代仏像などの古韓尺検証
  • 南山新城碑文や新羅量田制に現われた古韓尺
  • 古韓尺と唐尺の境界
  • 古韓尺の名残
  • 尋について
  • 尺度変遷と文化の流れ

「BOOKデータベース」 より

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