書誌事項

口頭伝承論

川田順造著

河出書房新社, 1992.6

タイトル別名

口頭伝承論

タイトル読み

コウトウ デンショウ ロン

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注記

参考文献・引用文献: 論文末

内容説明・目次

内容説明

文字によらない伝承文化、口頭伝承を音、声、図像、身体性、場といった諸科学の根底に関わる要素から詳細に分析し、壮大な理論的構築をはかる、人類学的思惟の結節点を示す記念碑的労作。

目次

  • 発話における反復と変差—「かたり」の生理学のための覚え書き
  • はなしの演戯性
  • 語り手と語りの場—西アフリカの事例から
  • 音の紋章—無文字社会における権力とコミュニケーション
  • 呼びかける歴史、物語る歴史—無文字社会における口承史の形成
  • 口承史と過去への想像力
  • 叙事詩と年代記—語られるものと書かれるもの
  • 説話の異文化間比較—叙事詩をめぐって
  • 無文字社会における歴史の表象—西アフリカ・モシ王国とベニン王国の事例

「BOOKデータベース」 より

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