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山頭火を読む

前山光則著

(海鳥ブックス, 10)

海鳥社, 1991.12

タイトル読み

サントウカ オ ヨム

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注記

種田山頭火年譜: p247-252

文献あり

内容説明・目次

内容説明

酒と、行乞と、句作の日々を送った、放浪の俳人・種田山頭火。社会の周縁部をさすらう中から生まれでた自由律俳句や、その境涯そのものが、なぜに人びとの一番敏感な部分を刺激して止まないのだろう。山頭火の句の磁力を内在的に辿り、放浪することの普遍的な意味を抽出し、俳句的表現と放浪との有機的な結びつきに論を進めていく。種田山頭火論であると同時に、文学のなりたつ根っこへ発せられた熱っぽい問いかけでもある。

目次

  • 第1章 山頭火俳句の小宇宙(「遊び」と「私」性のはざま;松はみな枝垂れて南無観世音;分け入っても分け入っても青い山 ほか)
  • 第2章 自由律の夢の跡(涸れきった川を渡る;鉄鉢の中へも霰;短律句のアポリア ほか)
  • 第3章 旅と庵住の間(放浪と表現;日記の灰のこれだけか;平常心の方へ;何と旅はおもしろい事がある! ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07840865
  • ISBN
    • 4874150101
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    福岡
  • ページ数/冊数
    271p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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