音へのたちあい : ポストモダン・ミュージックの布置
著者
書誌事項
音へのたちあい : ポストモダン・ミュージックの布置
青土社, 1992.5
- タイトル別名
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To witness the sounds
音へのたちあい : ポストモダンミュージックの布置
- タイトル読み
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オト エノ タチアイ : ポスト モダン ミュージック ノ フチ
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内容説明・目次
内容説明
消費文化の浸潤とテクノロジーの発達は、ジャンルや時代様式の境界も作り手と聴き手の区別もとりはらい、音楽はいま、かつてない変容にさらされている。ポストモダン・ミュージックがたどりついた極相をおおう“静かな渾沌”に、新しい音楽経験の美学をさぐる。
目次
- 序章 ポストモダンの音楽/音楽のポストモダン
- 第1部 「音楽史」からの脱落者たち(アルカン—遅く生まれた者;ブゾーニ—編集の美学;ソラブジ—非叙述的形式;ナンカロウ—音楽メディアとの戯れ)
- 第2部 音楽のモダンの解体(環境としての歴史—消費の論理による音楽;折衷主義の美学—独創性神話の解体;統一性の解体—映像の論理の仮晶へ;寄生物と派生体—音楽における笑い;コンテクストの生産性—『タイタニック号の沈没』)
- 第3部 テクノ・エクレクティシズム(メカノ・ミュージック—編集の詩学;「大衆生産」—パソコンによる音楽の詩学;「表現」理念の動揺—表現主義から;「現前」と「たちあうこと」—神話的演出;ポストモダン・ミュージックの布置)
「BOOKデータベース」 より