「おくのほそ道」の虚構と真実 : 芭蕉文学の謎を解くカギは何か
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書誌事項
「おくのほそ道」の虚構と真実 : 芭蕉文学の謎を解くカギは何か
(21世紀図書館, 79)
PHP研究所, 1986.10
- タイトル別名
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おくのほそ道の虚構と真実 : 芭蕉文学の謎を解くカギは何か
- タイトル読み
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オク ノ ホソミチ ノ キョコウ ト シンジツ : バショウ ブンガク ノ ナゾ オ トク カギ ワ ナニカ
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注記
『「死と再生」の文学』(読売新聞社昭和54年刊)の改題改訂版
内容説明・目次
内容説明
役(えん)の行者・空海・西行・一遍・宗祗など古来より多くの修行者たちが、旅に生き、旅に逝った。奥羽・北陸を経て、美濃の大垣から伊勢へ—西行歿後五百年に旅立った、芭蕉の「おくのほそ道」行もまた、命を賭した旅のひとつであったといえる。捨聖たちの心の系譜をさかのぼりつつ『おくのほそ道』を読み解き、謎多き芭蕉の旅の真相に迫る。
目次
- 1 百六十日、六百里の旅—旅と芭蕉と日本人(西行歿後五百年;百代の過客;伊勢へ、新生の旅へ)
- 2 出立から出生へ—『おくのほそ道』の謎を解く(なぜ「おくのほそ道」への旅なのか;現世から冥界へ;捨聖と増賀上人;「死と再生」の表明;佛五左衛門;「夏山」と夏峯;「田一枚」と柳の精;白河の関越え;芭蕉の見た文芸の起源;芭蕉と佐藤親子;捨身無常の観念;加右衛門の草鞋;壺碑と大伴家持;松島と見仏上人;奥州修験と義経;山刀伐峠;山上山下巡礼;修験の山;美女と芭蕉と洞窟と;「佐渡によこたふ」;遊女の伊勢詣で;老武者の最期;乾坤無住、同行二人;等栽の妻と光秀の妻;遊行の旅;再び新生の旅へ)
「BOOKデータベース」 より