都市空間のなかの文学
著者
書誌事項
都市空間のなかの文学
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1992.8
- タイトル別名
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都市空間のなかの文学
- タイトル読み
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トシ クウカン ノ ナカ ノ ブンガク
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注記
底本: 「都市空間のなかの文学」(筑摩書房, 1982年12月刊)
内容説明・目次
内容説明
春水『春色梅児誉美』、鴎外『舞姫』、二葉亭『浮草』、一葉『たけくらべ』、荷風『狐』、漱石『彼岸過迄』『門』、横光『上海』、川端『浅草紅団』など近世から現代に至る文学作品と、ベルリン、上海、江戸東京といった都市空間—。このふたつの相関を、幅広い視野と博識のもと、鋭く、エレガントにそして生き生きとして解読してみせた、著者の代表作。芸術選奨文部大臣賞受賞。
目次
- 空間のテクスト テクストの空間
- 開化のパノラマ 「東京新繁昌記」
- 清親の光と闇
- 廃園の精霊 「狐」
- 塔の思想 「佳人之奇遇」
- 獄舎のユートピア 「最暗黒の東京」
- BERLIN 1888 「舞姫」
- 二階の下宿 「浮草」
- 子どもたちの時間 「たけくらべ」
- 町の声
- 仮象の街 「彼岸過迄」
- 山の手の奥 「門」
- SHANGHAI 1925 「上海」
- 劇場としての浅草 「浅草紅団」
- 焦土の聖性
- 紙のうえの都市 「エーゲ海に捧ぐ」
- 空間の文学へ 「杳子」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より