漢方の科学 : 漢方薬が効くほんとうの理由
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漢方の科学 : 漢方薬が効くほんとうの理由
(ブルーバックス, B-931)
講談社, 1992.8
- タイトル読み
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カンポウ ノ カガク : カンポウヤク ガ キク ホントウ ノ リユウ
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内容説明・目次
内容説明
漢方の治療では、患者の陰陽、虚実、寒熱、表裏の八綱にもとづいて、たとえば「この患者は葛根湯の証である」とか、「麻黄湯の証である」という診断を下します。しかし、そもそもこの八綱とはいったい何なのでしょうか。本書では、西洋医学、東洋医学の双方に造詣の深い著者が、漢方にまつわる最大の疑問であり、かつ漢方の根幹をなす「証」の問題を現代科学の立場から解釈し、漢方薬がなぜ、どのように効くのか、ガンや老化を本当に阻止できるのかなどをわかりやすく解説します。西洋の医薬との対比により、漢方の特質がより鮮明になり、漢方薬に関する俗説を排する助けにもなるでしょう。
目次
- 第1章 漢方薬とは何か
- 第2章 漢方薬と西洋薬のちがい
- 第3章 漢方薬はすべて口から飲む
- 第4章 漢方薬の原料
- 第5章 漢方薬の修治と保存
- 第6章 漢方薬の煎じ方
- 第7章 漢方薬の飲み方服用時の留意点
- 第8章 漢方の診断と治療
- 第9章 「証」について
- 第10章 漢方治療の効果
- 第11章 漢方薬の副作用
- 第12章 漢方薬の代謝
- 第13章 漢方薬の薬理
- 第14章 内分泌と漢方薬
- 第15章 漢方薬と免疫
- 第16章 ガンと漢方薬
- 第17章 漢方薬の併用と転方
- 第18章 老化と漢方薬
- 第19章 民間薬について行った小実験
「BOOKデータベース」 より