正義と嫉妬の経済学
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正義と嫉妬の経済学
講談社, 1992.9
- タイトル読み
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セイギ ト シット ノ ケイザイガク
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注記
参考文献: p362-363
内容説明・目次
内容説明
市場社会は交換の関係を基本にして動いている。そして人は市場を舞台にして自分の利益を追求するが、ここでは何よりも「交換の正義」が守られる必要がある。それと同時に、ゲームの結果が不平等である限り、人は他人の様子を見て不満を抱き、嫉妬に動かされて「分配の正義」を問題にする。本書はこの「正義と嫉妬」の世界、とりわけ日本社会を観察して、その成功や愚行の秘密を分析しようとする経済学であり、また倫理学である。
目次
- 第1章 日本型資本主義の経済倫理学
- 第2章 税金の経済倫理学
- 第3章 バブルの経済倫理学
- 第4章 日本的勤勉の経済倫理学
- 第5章 日本型民主主義の経済倫理学
- 第6章 教育の経済倫理学
- 第7章 階級の経済倫理学
- 第8章 男女関係の経済倫理学
- 第9章 子供と家族の経済倫理学
- 第10章 贈与の経済倫理学
- 第11章 消費の経済倫理学
- 第12章 模倣の経済倫理学
- 第13章 アメリカ資本主義のビジネス・カルチャー
- 第14章 国際摩擦の経済倫理学
- 第15章 地球環境と人口の経済倫理学
- 第16章 資本主義の経済倫理学
「BOOKデータベース」 より